AIコンサルティング / 導入イメージ / 経理・財務部門
経理・財務部門|食品卸売業
請求書発行と入金消込を移管し、月次締めを5営業日から2営業日へ。例外処理だけをBPOに残す
請求書の発行と入金消込に経理4名の月末月初が張り付いていた食品卸。棚卸しで「ルールで決まる部分」と「取引先ごとの例外」を切り分け、前者は早期にSaaSで自社運用へ、後者はBPOで伴走を続ける組み合わせに落ち着いたモデルケースです。
モデルケース本ページは提供の流れをイメージしていただくための架空の事例です。企業名・人物・数値はすべて仮のもので、実績ではありません。数値は対象業務の例外率・レビュー水準・システム連携数により変動します。
企業(架空)三ツ葉フーズ株式会社(架空)
規模従業員 210名/月間請求 約6,000件・入金 約4,500件
対象部門経理・財務部門
採用プランStandard → SaaS移行
導入前の状況
何に、誰の時間が使われていたか
現場で起きていたこと
- 販売管理システムから請求データを抽出し、取引先ごとの様式(紙・PDF・EDI)に合わせて発行。様式の違いだけで担当者が固定
- 入金データは銀行明細と請求を手作業で突合。振込名義の揺れ・合算入金・手数料差額の解消に月40時間以上
- 月次締めが5営業日かかり、経営報告が遅れる。担当者の退職時に引き継ぎで2か月の混乱
移管前の業務フロー
- 1請求データの抽出・様式別に加工販売管理→Excel1.5日
- 2請求書の発行・送付(紙/PDF/EDI)様式ごとに担当2日
- 3銀行明細と請求の突合・消込手作業3日
- 4差額・合算・名義揺れの調査と取引先確認電話・メール2日
- 5仕訳・月次締め会計システム1日
STEP 1AIコンサルティング
業務理解とAI導入設計(1〜2か月・無償)
ヒアリングで分かったこと
経理4名と営業事務2名にインタビュー。請求の様式は3パターンに集約できた。消込は件数の約85%が「金額一致・名義一致」で機械的に確定でき、残り15%に手数料差額・合算入金・名義揺れが集中していた。
移管設計の判断
請求発行と一致消込はルールが固定できるためAI処理→早期にSaaS自社運用へ。不一致の15%は取引先ごとの慣習を学習する必要があるため、BPOでATIROの人レビューを継続する設計にした。
PoCの評価指標
消込の一次完了率・誤消込率、請求書の発行遅延件数、月次締め日数、担当者の残業時間
STEP 2ATIRO AGENT CREW BPO
AIチーム+ATIROの人レビューで運用を安定させる(PoC 3か月 → 本稼働)
Standardプランで開始。初月は不一致パターンを1件ずつ「なぜ不一致になったか」で分類し、取引先ごとの許容ルール(手数料差額の上限、合算の対応表など)を整備。3か月目にはAIの一次完了率が97%に達し、人レビュー対象は月300件前後に収束した。
SPOC受付(販売管理・銀行明細)›AI:請求生成・様式変換›AI:入金と請求の照合・候補提示›ルール・整合チェック›人レビュー(不一致分のみ)›納品(発行済請求・消込結果・仕訳案)
| 指標 | 移管前 | BPO安定期(6か月目) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 月末月初の経理工数 | 約190h | 約68h | ▲64% |
| 月次締め | 5営業日 | 2営業日 | — |
| 入金消込 AI一次完了率 | — | 97% | — |
| 誤消込(月) | 2〜3件 | 0件 | — |
| 人レビュー対象件数(月) | 4,500件(全件手作業) | 約300件 | ▲93% |
STEP 3ATIRO AGENT CREW SaaS
同じAGENT CREWを、自社で運用する形へ
「全部を自社で回す」でも「全部を委託する」でもなく、ルールで決まる部分だけをSaaSに切り出しました。BPO側は例外処理に特化させたことで、費用は処理枠に応じて縮小しています。
ATIROからの引き渡し物
- 取引先別の許容ルール(手数料差額・合算・名義揺れの対応表)
- 請求様式3パターンの生成テンプレートと送付ルール
- 誤消込ゼロを維持するための整合チェック定義
SaaS移行後の運用体制
- 請求発行と一致消込:経理2名がSaaSの管理画面で日次確認(サンプリング)
- 不一致分の消込と取引先確認:ATIRO BPO(Starter相当の処理枠)で継続
- 四半期ごとに例外率を確認し、BPO側の枠を段階的に縮小
導入イメージのまとめ
▲64%月末月初の経理工数
2営業日月次締め(従来:5営業日)
97%入金消込のAI一次完了率
組み合わせ定型はSaaS/例外はBPO
※ 本ページの数値はモデルケースの想定値であり、実績ではありません。
“
消込の『あとちょっと合わない』を毎月追いかけるのが一番つらい仕事でした。いまはAIが候補を並べてくれて、本当に判断が要るものだけがATIROさんから上がってきます。締めが早くなったので、経営会議の資料に間に合うようになりました。経理課長(架空の人物)
最初の一歩は、移管候補業務を1つ選ぶこと
まず1業務・3か月。小さく始め、品質と費用対効果を実データで判断してください。業務棚卸しのご相談は専用フォームより受け付けています。
相談時に準備するとよい3点
- 対象業務(経理・データ・レポート等)
- 月間の処理件数・想定工数
- 現在の処理手順と例外パターンの有無
不明点は商談時にSPOCが個別対応します。契約内容・責任分界は法務確認の上で個別設計します。